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雛祭りの意外な始まり

奇数と偶数

1月7日は…七草の入った七草粥を食べる日

3月3日は…女の子のお祝い< 桃の節句 >  

5月5日は…男の子のお祝い< 端午の節句 > 

7月7日は…笹を飾って七夕のお節句

9月9日は…菊を飾って重陽のお節句

んんっ?1月7日以外 みんな月と日の数字が同じ!しかも全部 <奇数 >!   

そのうえ…

1月7日の1+7=8、

3月3日の3+3=6、

5月5日の5+5=10、

7月7日の7+7=14、

9月9日の9+9=18  と

月と日を足し算すると答えは <偶数> !

 このお雛様にはぜんぜん関係ないような<奇数と偶数> がお雛様・雛祭りの始まりなのです。

昔々の奈良時代…

仏教等と一緒に中国から伝わった事の中に、

< 奇数は良い数字 > < 偶数は悪い数字 >

という考えがあって、3月3日のように良い数字が2つなのに、足すと答えが悪い数字になってしまう日は厄を落とし、無病息災をお祈りするという習慣があったようです。

それが日本にあった風習と結びついて、日本の四季を彩る伝統行事となりました。これがお雛祭り・桃の節句の始まりです。

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ブログ1/オリジナル雛人形の工房凧です!

初めまして!

女性作家によるオリジナル雛人形・工房 凧の松永季子と申します。

このサイトをお訪ねいただきましてありがとうございます!

小さい頃から人形が大好きで、辻村寿三郎さんに憧れ、

将来の夢は人形師になる事でした。

そこで美術学校で学び、卒業後は雛人形の会社に入社し、

雛人形のデザイナーとして25年ほど勤めました。

退社数年後にそれまでの経験を活かし、

令和2年1月5日、生まれ育った東京の北区志茂に小さな工房をオープンしました。

 楽しい時間!

お雛様制作は、まず <生地を選ぶこと> からはじまります。

山と積まれた生地の中から1つ1つ引っ張り出し、見て、片付ける…を繰り返す作業。

でも私にとっては、まるで <宝探し> のような感じでワクワクします。

たくさんの生地の中から “んんっ!” と思うものを見つけ出し、

“どんなお雛様にしようかなぁ?  配色はどんな感じがキレイかなぁ?” 

などと考える時間はとっても楽しい時間。

お雛様の個性が出るように、1体1体丁寧に考えてゆきます。

( お雛様に合うような屏風の柄などのデザインもするんですよ。) 

自分だけのお雛様!                       

お雛様は人形ですが、 私たちがお化粧やお洋服が変わると印象が違って感じるように、

同じお顔でもお着物や重ねの色彩で全く違って見えることがあります。

また、昔々のお雛様のお顔は真っ白で、“怖いなぁ” と感じることもあったのですが、

最近のお雛様のお顔はちょっとピンクがかっていて、優しく愛らしい仕上げになっています。

お雛様のお着物には、伝統の紺や赤、格調高い紫や黒、春を感じさせるピンクや水色などなど

色々な生地を選んでいるのでバリエーションが豊富!

お客様のご要望でお作りする <オーダーのお雛様> もあります。

お雛様はお嬢様の誕生を祝い、そして健やかな成長を祈り飾る一生に一度のお買い物。

たくさん見て、いろいろ悩んで、自分のお気に入りのお雛様を見つけてください!

そのお手伝いをさせていただけることが私の最高の喜びです!