桜が咲く季節が近づいてくると「 今年の開花予想は….. 」とニュースで教えてくれるほど待ち遠しい桜🌸
私達にとって “ 花 ” と言えば “ 桜 ” が1番先に頭に浮かぶのではないでしょうか。
でもでも。。。
奈良時代の人達には “ 花 ” と言えば “ 梅 ” だったのです。
それでもやはり、その美しい姿は奈良時代の人々の心を惹きつけ、万葉集には桜を題材とした歌がたくさん残されました。
そして、平安時代中期には桜は花の代表格となり、今では菊と並び日本を象徴する花となりました。
桜の紋様
古い時代から人々に愛されてきた桜は日本の伝統文様の中にもさまざまあり、家紋だけでも60種ほどもあるのです。
桜は家紋だけではなく美しい模様となり、着物や陶器など身の回りの物にも描かれ、私達の生活に彩りを添えてくれます。
桜と流水文様 桜散らし文様 桜立涌
そしてこれらの伝統文様を継承した古典的柄や、現代風にアレンジした新しい桜模様が、京都西陣織りの金襴に用いられ、お雛様のお着物となります。
まだまだたくさんの桜柄があるので、たくさん見て、お気に入り桜を探すのも楽しいですね!